-I- 赤馬商店

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<旬のフルーツバスケットを手土産に>

創業から80年以上。青果店として、浦安で最も古い歴史を持つ赤馬商店。
現在は、病院や介護施設、飲食店などへの卸しが中心で、地元はもちろん、銀座から幕張まで“みずみずしさをそのままに”広く配達するフットワークが自慢。

三代目主人の鈴木正明さんと奥さん、四代目の貴明さんは、毎朝2時半に始動。4時には店のシャッターを上げ、まだ暗い空の下、山積みとなったダンボールを配達先ごとに仕分けしていく。
陽が昇り、正明さんと貴明さんが配達へ出た後は、7時から15時頃まで、おばあちゃんと犬のドンが店先で一般のお客さんを迎える。
旬の果物や野菜はもちろん、65年モノのぬか床でつけた、おばあちゃんのぬか漬けも人気で、近所の方からは“街の八百屋さん”として変わらずに愛されている。
お見舞いや贈り物にフルーツバスケットのオーダーもできて「予め言ってもらえればどんな果物も揃いますよ」と、正明さん。

ちなみに気になる店名の『赤馬』は、関東大震災の後、先代が移り住んだこの土地の元の家主の屋号が赤馬だった。その家に、いつも赤い着物を着ている大柄の娘さんがいたことが由来だとか。おばあちゃんから興味深い浦安の昔話も聞けるので、ぜひ買い物に出かけてほしい。
黄色い看板が目印。

☎047-351-3225 浦安市猫実4-15-25 庚申様のそば。 7:00〜15:00頃日祝

フルーツバスケットは前日までに☎で予約を。

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