第一号「読者プレゼント」は応募を締め切りました。

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第一号「読者プレゼント」の"TOGO布鞄"。

たくさんのご応募をありがとうございました。

応募締切となり、順次発送をしておりますので、
お手元に届くまで、もうしばらくお待ちください。

そして、スタンプカードの押印にご協力くださったお店の方々へ
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

 

-A- Hair&Make crambon

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今年7周年を迎えた美容室・crambon。

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3席のサロンだから事前予約がおすすめ。子供連れで来るママさんも多いので、DVDが観られるサービスも完備。水曜日は夜22:00まで営業しており仕事帰りにあわてず寄ることができるのもいい。

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左から:中嶋さん、日高さん、倉重さん


<すごくいい雰囲気なんだよね>

浦安市北栄、一軒家の1階にある美容室 。
開放感ある大きなガラス窓とウッディなフレームが印象的なお店だ。
屋号の“クラムボン”は宮沢賢治の短編童話で語られる謎めいた光源のような存在のこと。(諸説あるが)
「小学生の頃、この童話を読んで頭の中にふわーっと色彩が広がったんです。そしてこの店を出すと決めたとき、その色彩が再び頭に浮かび上がって。意識の中に潜んでいたものが蘇ったというか。」そう話しながら店主の中嶋さんが見せてくれたイメージブックには、優しいブルーや、魚の鱗のようにキラキラ混ざり合う淡い赤、黄、緑が描かれていた。中嶋さんの出身地は千葉市。地元でキャリアを積んだ後、1999年に浦安の美容室へ転職。責任ある立場で経験を重ね、2006年に “ 自分を育ててくれたお客さまがいるこの街”で独立を果たした。「今年で7周年です。自分一人の力で良いお店はつくれない。お客さまやスタッフの存在があるおかげで空間が生まれ、今のクラムボンがあります。これからもお客さまとの出会いによって多様に輝き成長してゆけると思うので、ぜひ気軽にお寄りください。心からお待ちしています。」ちなみに店のロゴは、「いつでも人がカラダや心を休ませたり、お腹が空いたら木の実を食べられる、そういうおおらかな樹のような存在でありたい」とモコモコした樹のマークに。そうしたビジョンがあるからこそ、小さな子から年配の方、ご近所さんから電車を乗り継いでくる人まで、おどろくほど幅広いお客さんがここへ集まるのだろう。現在は中嶋さんと共に日高さんと倉重さんが店を盛りたてている。それぞれに個性豊かな彼女たちだが、共通点はとにかくおいしい店を知っていること。ヘアサロンとしての腕前はもちろん、カットやカラーの合間にあちこちの食べ物ばなしをするのも楽しい。そんな風にいつ来てもここは居心地がよく、光がそそいでいるような柔らかな明るさがある。お客さんにとってのクラムボン、まさにそんな美容室だ。

 

☎047-355-7739 浦安市北栄2-22-10 水13:00〜22:00、木金10:00〜19:30、土日祝9:30〜19:30 月火休 www.crambon.jp

◎カット4725円、カラー9975円〜、パーマ10500円〜、トリートメント4200円。着付けやヘアメイクの受け付けもしているので、お正月やお祝い事の際にも頼りになる。(着付けやヘアメイクは早朝受付可能)
要望を丁寧に反映してくれるので、スタイルの希望があれば気兼ねなく相談を。

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-B- 味わい食堂 ひねもすのたり

これが『豚肉のプルーン煮』(800円)f:id:mapandpen:20140424221402j:plain

<食べながら、また食べたいって思うごはん>  

あるじの洋美さん、妻・千裕さん、娘・ほのかさんの三人家族が営む2年目のごはん屋さん。小ぶりな店内には温柔な空気が漂い、千裕さんの文字で書かれた黒板の品書きに思わず頬が緩む。ある日の品書きにあった『豚肉のプルーン煮』は、むっちりとした豚肩ロースの塊肉と、プルーンの相性の良さを思い知る目からウロコの逸品。柔らかさはもちろん、わずかな肉の臭みもなく、皿を舐めてしまいたいほどうまかった。あるじは言葉少なだけど、小鉢やささやかな付け合わせまで、丹念に手が尽くされた料理は食べる人への想いを物語り、ハレの日もケの日もお客さんの心は自然とここへ向かう。行事食もぬかりなく、ふっと四季の移ろいを感じることができるのもうれしい。「ほかへ行ってもさ、必ずここに戻ってくるよ。ブーメランみたいに。」と、馴染みのお客さんが言っていた。お袋の味のような、伴侶の味のような、共に歳を重ねてゆきたい親愛なる食卓。

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↑撮影をかねて食べたよるごはん。写真奥のサラダは『あるじの気まぐれ和風サラダ』480円。このサラダ、大変好み。レタス、山芋、ブロッコリーなど、食感が異なる野菜がいろいろ入っていて、香りのいい自家製和風ドレッシングはどの野菜とも相性がいい。食べがいがあって、 おかずになるサラダというのかな。

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↑ これは『素揚げ蓮根柚子胡椒添え』。あと、『実山椒の塩麻婆』『 手羽中香辛揚』も
品書きにあったらぜひ食べてほしいです。ごはんと味噌汁に小鉢2品とぬか漬けがつく『よるごはんセット』もあり。このそっと添えられた“ぬか漬け”がまたおいしいのです。お酒のラインナップも秀逸。写真は秋のラインナップ。

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↑おひるの『MIXフライ』(800円)。メンチ、エビフライ、魚フライに手作りタルタル。わんぱくなお膳だけど、衣も軽いし2つの日替り小鉢が味わいを広げ、何度食べても飽きがこない。ここの自家製メンチは“メンチ界”を揺るがすほどうまいです。肉々しくて、豊潤で。おひるは『特別おひるごはん』(日替り)のほかに、小鉢2品、ぬか漬け、デザートが付くお膳が13種。ご飯と味噌汁のおかわり無料で800円〜。お弁当の持ち帰りも可能。お昼から、のたりと呑めます。

 

☎070-5465-2740 浦安市堀江3-25-1 昼11:30〜LO14:00、夜17:00〜LO23:00 日休
◎おせちの販売あり。 ☎か来店時に問い合わせを。

◎FBページにて、毎日の『特別おひるごはん』などお知らせあり。

◎あるじの妻が綴るブログも“味わい”がある。http://hinemosunotari111.blog.fc2.com/

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-C- 手打ち蕎麦 ちんねん

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<大人たるもの、こういう蕎麦屋に通いたい>

まず、“ここかぁ”という隠れ家的な店の佇まいがいい。新橋の老舗蕎麦屋で修行を積んだ中谷さんが、今年9月に妻の未央子さんと開いた本格手打ち蕎麦の店。「修業先に入門して4年の間、早朝から終電まで休日も夢中で蕎麦打ちしてましたね。」中谷さんの真白な作務衣姿にうまい蕎麦を出す職人の誠実さがにじみ出る。

手打ち蕎麦は600円〜。変わり、せいろ、田舎の3種で、冬の変わりは『ゆずきり』。細打ちの蕎麦芯に練り込まれたゆずの香味を塩で楽しむのも通だ。温かい蕎麦ならこの時期のおすすめは『鴨南蛮』(1600円)。焼目のついた鴨肉が香ばしく、本鰹・宗太・椎茸の澄んだ出汁に良質な鴨脂が広がる最強のひと品。鴨好きならずともぜひ食してほしい。酒にもこだわりが光り、酒肴は刺身や『天ぷら盛合わせ』(1750円)など、季節の素材が味わえる頼もしい蕎麦呑処っぷりだ。あと中谷さん、すばらしい字を書く。手書きのメニューを眺めながら蕎麦が出るのをのんびり待とう。

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↑『三色もり』(1000円)

本格手打ち蕎麦が三色で1000円は安い。
奥は「田舎」。左が「せいろ」で、右が冬の変わり「ゆずきり」。
この取材で初めて知った「ゆずきり」。
写真の通り、蕎麦は黄色く、柚子の香りに満ちている。
蕎麦つゆも添えられていたので、ひとくちだけつゆで試したのだけれど、
この香り、蕎麦のコシや繊細な食感は、やはり塩の方がたのしめる。

ちなみに、秋の変わりは胡麻で、これも実においしかった。
春は桜、夏は紫蘇などになるそうです。

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↑『鴨南蛮』1600円。
注文すると蕎麦の種類を聞かれる。
おすすめは「せいろ」というので、迷わず「せいろ」に。

鴨南蛮は大好物。かなり期待してのぞんだが、
その期待を上回るカモナンだった。
ほんとうは、添えられた白髪葱をのっけて写真を撮るべきだったのだけど、
あまりにもおいしそうで、白髪葱をのっけた写真を撮る前に食べ始めてしまった。

蕎麦は「せいろ」にして大正解。「田舎」でもおいしくいただけると思うけど、
「せいろ」の細さが鴨の脂と出汁をよくからめ、より相性がよいと思う。
汁は飽きることなく、全つゆいたしました。

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↑『天ぷら盛り合わせ』1750円。

車海老が2本、穴子に季節の野菜が数種。
海老がとっても大きくて感動。蕎麦と天ぷらの『天もり』1500円もある。

常連さんが夜メニューの『つくね大根』が最高にうまい、と言っていたので次は是非試したい。

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↑最後に『蕎麦の実アイス』150円をいただいた。
うまいです。
蕎麦の香りと、滑らかなんだけど、ざらりとした穀物独特の舌触りが新鮮なアイス。
ぱらっとアイスにのった蕎麦の実が香ばしくって洒落てます。
特に、熱い汁蕎麦を食べた後は〆にぴったり。

☎047-720-0630 浦安市猫実5-13-10 浦安橋手前の東西線線路下、駐輪場の歩道を抜けた先。
昼11:00〜LO13:45、夜16:00〜LO22:30 水休 www.soba-chinnen.com

 

◎年越し蕎麦の販売あり(せいろのみ)。 ☎か来店時に予約を。

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-D- 猫実珈琲店

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<珈琲と本と音楽、ときどき猫>

名前のとおり浦安の猫実にある、本と相性のいい珈琲店。好きな本を小脇に抱えて立ち寄るもよし、店の本棚から新しい本と出会うもよし、路地裏だから隠れ家的で、心地よく流れる音楽を聴きながらゆっくりとできる。雑誌『旅』(日本最古の旅情報誌)なんかもずらりと置いてあるので、ぱらぱらページをめくるだけでも有意義な時間が過ごせるだろう。持ち心地のいいカップを片手に“珈琲って最高にうまいよなぁ”とあらためて感じることのできるうれしい空間だ。「2008年のオープンからずっと、珈琲は国名だけでなく農園まではっきりとしたフェアトレードの上質な豆を仕入れています。焙煎からの時間で味が決まりますので、新鮮な豆を、ご注文いただいてから挽いて一杯ずつドリップしているんですよ」と、店主。小さな店内にはいつでもフレッシュな珈琲の香りが漂っている。軽食メニューも人気で、北海道のクリームチーズをふんだんに使った『季節のチーズケーキ』(400円)やサンドイッチなど、どれも丁寧な手作りで実においしい。テイクアウトできる『猫実もなか』(3個550円〜/箱入り)の中身は柚ピールが効いた胡桃とキャラメル。化粧箱もかわいらしくて、遠方から買いにくるお客さんも多いそう。手作りクッキーや和三盆などのお菓子はお土産にも人気があり、隅々まで店主のセンスが光る素敵な珈琲店。店の前をときどき猫が歩いている。

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↑『季節のチーズケーキ』(400円)。冬の素材は林檎。

 

☎047-382-8584 浦安市猫実4-16-16 平日10:00〜19:00 土日10:00〜18:00  月祝、第4日休 www.nekozane-coffee.com

 ◎FBやHPでお知らせや、メニュー紹介なども。

◎珈琲の器は福島の「アトリエsosora」作。お店に飾られている陶器は購入も可能。

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-E- キッチンポッポ

『チキンチーズカツ定食』(850円)f:id:mapandpen:20140424220445j:plain

<メトロの洋食屋よ、永遠であれ>

浦安メトロセンターのオープンと同時に店を構え、今年で41年目となる老舗洋食店。
店主の小山田さんは、料理はもちろん、パートのお姉さんがいない時は配膳も1人でこなす。ランチのピークは忙しそうだが手際がよくてスマートだ。

人気の『チキンチーズカツ定食』(850円)は、丹念に筋と皮と脂を取り除いた鶏モモ肉にスリットを入れ、海苔、ハム、チーズを挟み込んである。
揚げる際に肉汁とチーズが外へ溶け出さないようにしっかりした衣でガード。
食べきれるか?なんていう心配はいらない。食べやすくカットされた状態で出され、ザックリした衣は不思議なほど軽い。鶏肉は旨味を含み、ソースをつけなくても海苔とハムとチーズの塩味で充分なくらい。
「脂がクドいと最後まで美味しくたべられないでしょ。だから丁寧に下処理してます」と、小山田さん。
その他、定食は20種以上。680円〜980円で、白飯、みそ汁、ミニサラダ付き。ランチタイムはコーヒーまで付いてしまう。生姜焼きと海老フライのセット『スペシャル』(980円)もいいし、ハンバーグとから揚げとハムチーズオムレツの『スリー定食』(800円)も豪華。お得な『日替り定食』(680円)も魅力的。
そんな風に大いに悩んでいろいろ食べてみよう。「美味なるものをたらふく食べる、それがご馳走でしょう。」これはモスグリーンのエプロンが似合う小山田さんの言葉。異議なしです!

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↑『パスタハンバーグ』750円。タマネギ、ピーマン、ハムの王道ナポリタンにデミソースをまとったハンバーグがドーン!!!

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↑『スペシャル』の生姜焼き。これに海老フライが3本とサラダ、ご飯、みそ汁で980円。

 

☎047-352-2329 浦安市当代島1-1-5 メトロセンター内昼11:30〜14:30、夜17:30〜21:30 日休

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-F- ポルトヴェネーレ

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↑『蛤と赤ねぎのスパゲティ』(1250円)社会人として働きはじめてから、なにかお祝いごとがあればポルトヴェネーレで食事をしてきた。このお店に限らず、ずっと変わらずに在り続けてくれることが、ほんとうにうれしい。

↓『カキと生海苔のリゾット』(1250円)

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<オッティモ!>

世界遺産Portovenereにある漁師の家をイメージした一軒家レストラン。1989年の開店以来、浦安で最も古いイタメシ屋として堀江の住宅街に鎮座している。スペシャリテの『渡り蟹のリングイネ』をはじめ、メニューは目と舌で楽しめる旬の魚介料理が中心だ。中でもこの時期『蛤と赤ねぎのスパゲティ』(1250円)がおすすめ。殻ごとの蛤を赤ねぎの甘味とトロみが包み込んだ、ビジュアルも大胆な潮の旨味濃縮パスタ。それから『カキと生海苔のリゾット』(1250円)も欠かせない。北海道や兵庫県産など、毎日厳選して仕入れる新鮮なカキを惜しみなく使用。磯の香りと生海苔の緑鮮やかなリゾットの中から、大きなカキがゴロゴロ現れるのでお楽しみに。そんな料理のお供にはイタリアンワインをぜひ。旬のグラスワインは赤・白常時4、5種類あり、ボトルはなんと100種以上。フルーツに漬け込んだサングリアジンジャーエールなど丁寧な自家製ドリンクも揃う。締めくくりのドルチェは、こだわりの黒糖を使用した『カタラーナ』(550円)が不動の人気。パリッとしたカラメル層の下に濃厚なブリュレ風のクリームが隠れている。アラカルトでいろいろ食べるもよし、コースにトライするもよし。ディナーコースは2800円、3800円の2種と、とてもリーズナブル。大切な人を連れて行きたくなる本格イタリアンだ。休日は予約必須!

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↑『カタラーナ』(550円)添えられるソルベも主役級。

 

☎047-355-9493  浦安市堀江2-26-32  昼11:30〜14:00、 夜18:00〜22:00(日曜は17:00〜21:00) ※木金土の22:00〜26:00はワインバーとして営業 月休 駐車場あり
◎12/23〜25はX'masディナーあり。要予約。
◎おせちの販売あり。予約受付は12/25まで。

事前の予約がおすすめ。人気メニューは素材がなくなり次第終了することもあるので、希望などあれば予約時に伝えよう。

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-G- 鳥起

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<炭薫るもつ焼。うまい、安い、最高>

今年で31年目。創業者の福田真志さんが浦安の当代島で屋台からはじめた焼鳥屋さんだ。秘伝のタレを絡め、紀州備長炭で串を焼くのは二代目・竜也さん。その姿は“浦安に鳥起あり”そんな風格を漂わせる。「ある程度の大きさがないと瑞々しさや旨味を包み込めない。それにお客さまには満足してもらいたいから、創業以来変わらず、しっかりと肉厚で大ぶりにしてますね」と、福田さん。その言葉通り、ここの串は大きくて安い。 『もつセット』(1150円)はもつ焼4種2本ずつの盛り合わせ。刺身で出せるほど新鮮なモツを使用しており「この味を知ったら他へは行けない」という人も多い。個人的には『レバー』と『かしら』の大ファンで、しっかり炭火で燻されたレバーはまったく生臭くなく、濃厚で舌触りまろやか。カシラはぎゅっと噛むと肉汁が口の中に広がり、噛めば噛むほど旨味がでる。そんな焼鳥の合間に食べてほしいのは『豚バラポン酢』(800円)。表面をカリッと焼いた「いも豚」のバラ肉をスライスし、玉葱の上に敷詰めたもの。いも豚の甘い脂とポンズの酸味が絶妙で、さっぱりしていて箸が進む。名物メニューの『鳥起サラダ』フルサイズ(500円)も一度は注文しておこう。直径30cm程の桶に盛られた特製サラダは知らずに頼むとびっくりするけど、盛り上がること間違いなし。『もつ煮込み』(450円)や『手羽サムゲタン』(400円)、新鮮素材の刺身や天ぷら。ひとつで350gある特大コロッケなどなど。炭の薫りを感じながら、とことん食べて、たっぷり呑もう。

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↑『豚バラポン酢』(800円)と『鳥起サラダ』500円。

『鳥起サラダ』は和風の特製ドレッシングにパリパリの雲呑皮がアクセント。
ハーフ(300円)もある。

 

☎047-354-8768 浦安市当代島1-1-4 メトロセンター内17:00〜24:00 日休

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-H- 自然食品の店 貝がらや

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<生産者の顔が見えるお買い物>

無添加の調味料、飲料、野菜といった食品類から有機のボディケア用品や手当法まで、さまざまなものが並ぶ。
隔週水曜にはアトピーなどのアレルギーに対応した富津市「けい工房」のパンや焼菓子も入荷。

気になるものがあれば店主の渡辺さんに気軽に話を聞いてみて。
『貝がらや』をはじめて20年の渡辺さんはファンキーでチャーミングで見識を備えた方。
質問したことの“その向こう側”までイメージさせてくれる。例えば生産者のこと。このパンはあの人がつくっているからおいしいんだとか。この野菜をつくっている人はこんな人なんだとか。
遠くの顔まで見える買物は楽しい。

☎047-355-8514 浦安市猫実3-9-30 11:00〜18:30日祝休
mail:yuki223@tbz.t-com.ne.jp

 マクロビオティックのパイオニア・オーサワジャパンの商品も取扱いあり。毎週火曜には三里塚ワンパックのお野菜も並ぶ。健康、母乳、アトピーやアレルギーの相談も気軽に。メールでも受付OK。

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-I- 赤馬商店

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<旬のフルーツバスケットを手土産に>

創業から80年以上。青果店として、浦安で最も古い歴史を持つ赤馬商店。
現在は、病院や介護施設、飲食店などへの卸しが中心で、地元はもちろん、銀座から幕張まで“みずみずしさをそのままに”広く配達するフットワークが自慢。

三代目主人の鈴木正明さんと奥さん、四代目の貴明さんは、毎朝2時半に始動。4時には店のシャッターを上げ、まだ暗い空の下、山積みとなったダンボールを配達先ごとに仕分けしていく。
陽が昇り、正明さんと貴明さんが配達へ出た後は、7時から15時頃まで、おばあちゃんと犬のドンが店先で一般のお客さんを迎える。
旬の果物や野菜はもちろん、65年モノのぬか床でつけた、おばあちゃんのぬか漬けも人気で、近所の方からは“街の八百屋さん”として変わらずに愛されている。
お見舞いや贈り物にフルーツバスケットのオーダーもできて「予め言ってもらえればどんな果物も揃いますよ」と、正明さん。

ちなみに気になる店名の『赤馬』は、関東大震災の後、先代が移り住んだこの土地の元の家主の屋号が赤馬だった。その家に、いつも赤い着物を着ている大柄の娘さんがいたことが由来だとか。おばあちゃんから興味深い浦安の昔話も聞けるので、ぜひ買い物に出かけてほしい。
黄色い看板が目印。

☎047-351-3225 浦安市猫実4-15-25 庚申様のそば。 7:00〜15:00頃日祝

フルーツバスケットは前日までに☎で予約を。

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-J- ステーキハウス マエダ

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<街の老舗ステーキハウス>

1985年の創業以来、肉好きを唸らせ続ける名店。
フィレ、リブロース、サーロイン、A5ランクの佐賀牛や、ついに解禁のTボーンステーキなど、どの肉も大体150g〜600gまで選ぶことができ、希望があればそれ以上にも対応してくれる。
人気の『サーロイン』(単品150g / 2050円〜)は黒毛和牛で、柔らかすぎず適度な肉々しさと脂身のバランスが絶妙。
熱々の鉄板で出されるため、焼加減はミディアムレアくらいで調度いい。
供される4種のソースとマスタードで味の変化を楽しむことができるから、300gくらいペロリといけてしまう。
夜の『セット』は、自家製のサウザンドレッシングが美味なサラダと、ライス又はパン、ドリンク又はデザートがつく。追加できる『カップスープ』(210円)はどこか懐かしい濃厚コーンクリーム。身体があたたまるので、冬にはおすすめだ。

黒板のアペタイザーもぜひチェックを。魚介が豊富で旬魚のグリルやオマール海老、北海道の仙鳳趾や厚岸の生カキなど、シーフードレストランも顔負けのメニューが揃う。
2年前に先代から店を引き継いだ店主の銖藤さんは築地魚河岸の出身。
一人で厨房を回しているから忙しそうだが、肉のことも魚介のことも親切に詳しく教えてくれる。

伝統を継承したステーキと、新鮮な魚介。お酒も揃っているのでディナータイムにゆっくりと過ごしたい。クリスマスの団欒にもおすすめ。

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↑この日の『生カキ』は北海道・厚岸産の「マルえもん」という銘柄。

びっくりするほど大きくて、今まで食べた生カキで一番おいしかった。
しばしば夢にみるほどです。

 ☎047-353-4910 浦安市富士見1-17-9 昼11:30〜LO13:50、夜17:00〜LO21:30 月休(月が祝祭日の場合は翌日が休)隣に提携駐車場あり

◎ランチは980円〜。

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-K- 手造り珈琲の店 壱番館

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<純喫茶のなごり漂う珈琲店。渋い>

南行徳駅から少し歩くと、どこか懐かしい『壱番館』の看板が見えてくる。もともと浦安の海楽に純喫茶として開業したこのお店。現在は先代から息子の浅見さんが店を引き継ぎ、ここ南行徳で営業を続けている。ゆったりとした店内、趣きある家具、クラシックなカップ&ソーサー。そのどれもが昭和の匂いと共に25年以上愛され続けてきた貫禄を醸している。朝は馴染みのお客さんが新聞片手に朝食を。ランチタイムはお母さんの集いや勤め人で賑わい、夜はお酒が飲めるバーのような雰囲気もある。営業時間が長いゆえに1日の中でさまざまな表情を魅せてくれる。メニューも豊富で、ドリンク、デザート、食事、どのジャンルも充実の品数。珈琲党でなくても満足できるバラエティだ。

個人的には『ホットケーキ』(500円)と『ジャンボ・カフェ・オレ』(500円)の組合せがテッパン。銅板で焼かれたホットケーキは100%ピュアメープルシロップをたっぷりかけて食べてほしい。「ジャンボ・カフェ・オレは創業以来変わらぬ人気ですよ。最近は女性グループのお客さまも増え、バケットのフレンチトーストも人気があります。冬期限定『アップルシナモンのフレンチトースト』は僕のおすすめです。」と、浅見さん。老舗の誇りと営業努力の持続。すばらしいです。通いつめて全メニューを制覇しよう。

☎047-397-1173 市川市南行徳1-12-1 月〜土9:00〜22:00、日祝日9:00〜21:00 木休 駐車場あり www.ichibann-kan.com

◎ランチタイム 11:30〜15:00
◎貸切・ライブ・イベント可。(詳細要相談)
◎HPでメニュー紹介なども。

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-L- 貴州菜園

この店で水餃子といえば『紅油水餃子』(399円)のこと。自家製の練り胡麻とラー油のタレに浸った羽衣のような極薄皮から、翡翠色の餡が透ける。

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<ここの水餃子は必食>

今年で37年目の本格中華料理店。
オーナーシェフの角川さんは四川料理の名店・成都酒家などで修行を積み、1977年にこの店を開店。その後も台北へ出向いては台湾料理を学んだ。「自分に子供ができてから、より安心な素材を追求するようになった。」その言葉の通り、料理油には100%大豆オイルを、調味の辣油や豆板醤も香辛料をブレンドした自家製。甘味には黒糖やもち米から作る甘酒を用い、お客さんの健康に配慮している。特に豚肉にはこだわりがあり「抗生物質を与える必要のない無菌環境で飼育されたSPF豚を使用しています。臭みがなくてみずみずしい。なにより使う肉は新鮮そのもの。」その豚肉のすごさはいろいろなメニューを食べる程に証明される。料理のベースとなるスープには骨を。旨味が凝縮されたスネ肉は餃子やシューマイに。肩周りはチャーシューに。夜メニューに登場する『白ホルモン』のファンも多い。ワサビ醤油とニンニク醤油につけて食べる茹でたての白レバーはエモイワレヌうまさ。素材選びから仕上げまで、これだけ手間と時間をかけているのに、どのメニューもボリュームがあって安い。「おいしいのは当然。カラダにいいからたくさん食べて帰ってほしい。」と、角川シェフ。中華というとヘビーな印象もあるけれど、この店ならお腹いっぱい食べても胃に重くない。お腹をすかせて足を運んでほしいお店だ。

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↑『四川担々麺』(714円)。汁は漢方スープといった感じで深みはあるけど辛すぎないからスッと飲みきれてしまう。

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↑これは季節のメニュー『桜えびのチャーハン』。

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↑撮影のときにごちそうになった雲呑。裏メニューということでした。この雲呑の、超極薄皮のノドごし、豚肉餡の食感が忘れられない。まさに雲を呑むという表現が相応しい逸品。超極薄皮をこしらえるのが大変な作業のため、5人前からの注文で、予めの予約が必要とのこと。忘年会や新年会でこの店へ出掛けるなら、ぜひこの雲呑を予約して。

 ☎047-395-8260 市川市行徳駅前4-6-13 昼11:30〜LO14:00、夜17:30〜LO21:30 月休 駐車場あり www.kishusaien.com

◎配達は、昼11:00〜14:00、夜17:00〜21:30 ※日曜のみ21:00まで

☎047-399-8207(←デリバリー専用)
◎HPにデリバリーメニューや調理法なども掲載。

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-N- ママンドータ

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<まずはモンローからどう?>

弁天にある老舗ベーカリー。
1988年にオーナーの出井さんが自宅の庭に開店したこのお店、25年間スタッフは近所のご婦人達で構成され、皆さん20年選手。
「ずっと変わらず主婦が集まり真面目においしい無添加パンを作っています。」と、出井さん。
小さな店内にはハード系から『クリームパン』(157円)などのオヤツ系や食事パンまで、作り手の温かさを感じるパンが並び、芳ばしい香りが満ちている。
人気の『モンロー』(1斤960円、半斤480円)はクロワッサンのようなザックリした皮目だが、油脂は控えめで中はふわふわ。濃厚な食パンとは対照的な軽やかなパンだ。
『レザン』『お豆のモンロー』『アップルシナモン』など、モンロー生地をベースにしたバリエーションもあるのでお気に入りを見つけてほしい。
クリスマスには限定の『シュトレン』(1本1575円)が登場。薄く切って少しずつ食べれば日ごと表情を変えるおいしさが味わえる。

大体11時半頃にはどのパンも焼き上がる。食べたいパンが決まっていれば事前の予約がおすすめ。

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↑『シュトレン』(1本1575円)
珈琲もいいけど、私は熱い紅茶を入れて、ちびちび食べます。

↓どのパンも、おいしそうに棚に並んでいる。

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↑『クリームパン』(157円)

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↑『カレーパン』(147円)

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↑『クロワッサン』(136円)

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↑『バケット』(252円)

☎047-353-5857 浦安市弁天4-9-6 ふれあいの森公園の東側並び。 10:00〜18:00 日祝、第3月休

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-M- コーヒー豆のお店 ゆうかcoffee

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<おいしい理由を知ることで、コーヒーがごちそうになる>

ワインで例えると“シャトーもの”。生産された環境を徹底的に精査して選ばれた高品質のコーヒーをスペシャルティコーヒーと呼ぶ。「ゆうかcoffee」はそのスペシャルティコーヒーの専門店。店内で丁寧に自家焙煎した新鮮な豆が常時10種ほど揃い、注文すると、その場で豆を挽いてくれる。コーヒーに詳しくなくても店主の増田さんが親切に教えてくれ、気軽にテイスティングできるのもうれしい。「まずは当店おなじみの『エチオピア・イルガチェフェ』(250g入り1890円)はいかがでしょうか。華やかな香りとやわらかな甘みのある余韻が人気です。」と、増田さん。実は増田さん、もともとコーヒーが苦手だったというから驚きだ。「苦みや重い酸味がイヤで。そんな私が、ある日ブラックを一口飲み、あれ、果物みたいな爽やかな甘みがあるな、と感じた。それがスペシャルティコーヒーとの出会いでした。」増田さんの実家は八百屋で、子供の頃からさまざまな旬のフルーツを食べてきたそう。「自分がときめいた、コーヒーの果物らしい優しい味わいを多くの方へ届けたくて、ゆうか(優果)coffeeと名付けました。」

店内にはちょこんと座れるかわいい椅子もあり、豆を挽いてもらう間、増田さんご夫妻と話しながら待つのも楽しい。まもなく開店から1周年。日常使いできる頼もしいコーヒー屋さんだ。

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↑奥に立派な焙煎器が。

☎047-727-4692 浦安市北栄1-1-13 浦安駅バス停(② ③ ⑪ ⑱)前
11:00〜19:00 無休 www.yuukacoffee.com

◎HPでネット販売、商品紹介もしているのでぜひチェックを。

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